虚ろ
少し出かけて帰ってくる
お花見には行けないけれど
スーパーの入り口にある桜 やっぱり綺麗だな
子どもたちの声、癒される
そして同時に思い出す
あの子は元気かな
何も問題なく暮らしているかな
悲しい気持ちしていないわけがないと思ってしまう
でもしていないでいて
それでも少ししたら自分のことを考えている
食べ比べたいパンのこと
台所の収納のこと
少し疲れて帰って、パンを食べる
好きな人のおすすめを自分も贔屓目に評価する
たくさんの牛乳と食べて、いつのまにか寝てしまっていた。
うたた寝、ランダムで再生されている音楽
ふと目が覚めて虚な意識、夕焼けの光が少しだけ差し込む部屋の中、初めて聴く、でも親しみのあるメロディーが、部屋を包んでいた
何度かあるこの瞬間、日常だけど、印象的な時
この音楽が1番好きかもしれない
色んなことがあるけれど、楽しいといってよい日、生きていると自分で言える日